木曜日は電車に乗って、、、事務所、、、『スペインの夕べ」

事務所に出かけた。新しいパソコンがはいった。これで、１台が調子が悪くなっても
余裕ができたから、少し落ち着いていられる。

現地からのメールでは、治安も落ち着き活動も順調に行われている様子だ。近くの３村から、サパの活動への参加を希望して現地事務所にその村の関係者がおとずれているようだ。
サパの活動の成果が上がってきたのを目にした彼らの行動は、うなづける。

２５日の理事会、総会の打ち合わせをする。この三月の年度末の総会はいつも、出席者が少なくなる。今回は理事会は７名出席、理事ではない正会員はあまり多くはないが今回は出席者は今の所０名。委任状を出してもらっている。

早めに事務所を出て、紀尾井ホールで行われる「スペイン音楽の夕べ」にでかけた。このコンサートは、このブログを読んで下さる友人が誘って下さったものである。彼女のカナダにお住まいのお兄様ご夫妻のS＆J YAMAMOTO FOUNDATION という助成団体が毎年行っているコンサートだ。

今年は、このコンサートの収益金を「ポカラの会」というネパールの身体障害者の学校を作り長年ご苦労されている大木神父さまの新校舎の建設予定を助けられる為に行われるとの事であった。
山本順子代表のご挨拶では、前回はサントリーホールでコンサートを行い、別の団体を支援したそうだ。今夜はご友人で、スペインに詳しいソプラノ歌手田中陽子さんと共同でこの会を開催したそうである。

チケットは、早くに完売という事であったが、空席があった。サパでも平塚でチャリティコンサートをするが、注意する事がチケットは買ってくれたけれど、聞きに来てくれないことのないようにすることである。もったいないし、、、。

コンサートは、自由席なので、早く行って並んでいた。私の前にこのコンサートを直接応援した方々のグループがいた。「チケット１０枚売るのは大変だった，，．」と何人かが話していた。女性が多かった。こんなに沢山の方がサポートしているチャリティコンサートだから、この山本様ご夫妻のお力は素晴らしいと思った。高円宮様妃殿下もおいでになられ、このコンサートの品格があがっていた。

スペインの音楽では塩田美奈子さんと井ノ上了史さんの声の素晴らしさに圧倒された。フラメンコの靴音で取るリズムの素晴らしさを感じる事も出来た。
ホアン ガジェゴ　コイン　というスペインの若いピアニストが「アルハンブラの詩情」と題して、アルベニス、コイン自身、J.トウリーナ、ドビュッシー、バリオスなどの作曲による小品１０曲あまりを演奏した。

スペインの音楽をこんなに一度に聴いたのははじめてで、大変、良かった。ただ、このピアノの演奏のときばかりは，拍手がいろんな所で起きたので集中できなかった。コインさんも立ったり坐ったり，嬉しそうだけれど、戸惑っていたようにもみえた。何か工夫がほしかったが、きっと時間がなかったのであろう。
帰りには、ポカラの会通信を読みながら帰宅した。　ポカラの会は、寄付を集めて、大木神父のネパールでの活動を支援する助成団体である事がわかった。この会をS＆J YAMAMOTO FOUNDATION が支援しているのである。
助成の仕方はどのような物であろうか、少し具体的に知ってみたい。

いろいろな事を考えさせてくれた、そして、私にとっては珍しいスペインの音楽は楽しめてよかった。このコンサート、出演料を寄付なさった出演者も多いことだろう。
山本様ご夫妻のご努力に敬意を表したい。

ポカラの会 HP
http:www.pokharas.jp/

ポカラの会ブログ
http:www.kuramitu.pokharas.jp/

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コメント 2

　妹の私より ずっと丁寧に書いてくださって、有難うございました。そして
お忙しいところ、わざわざ聴きに来てくださって、有難うございました。
空席は勿体無いと私も感じました。沢山の方が、チケット完売ということで涙を呑んだのだそうですから。
チャリティコンサートというのは、難しいものでしょうね。
　お蔭様で、けっこう沢山の寄付が出来そうだと義姉が喜んでいました。
by サイコ (2007-03-26 21:34) 

お誘い頂いて有り難うございました。
丁寧に書いて下さったので、いろいろと良く分かりました。
私は中途半端な書き方をしてしまって、サイコさんに悪い事をしてしまったと後悔しています。
by bajiru (2007-03-26 23:33)