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クラス会/マルタ アルゲリッチー追加 [具体的な活動]

2005.1.30
高校時代の首都圏の同期会が渋谷、クロスタワー32階グランカフェでありました。昨年は出なかったので懐かしくたのしく過ごしました。5月8日の東京支部同窓会にサパの活動について講演してくれるようにとのお話で事前抄録をだしたところですが、 パソコンのスライドのプロジェクターの接続について係で打ち合わせに会場に行っている友人は「まるで解らないから自分できいて」と言いました。持ち時間は40分になったそうです。絵本や絵はがきを売ってもいいそうです。

今日は、いつも世話役を買ってくれているSさんのご主人が今月四日になくなられてお休み。ほかにもお休みや都合の悪い人も出て今日はたったの9人。この9人の中に未亡人が3人もいる。男性はどうしてこう早く逝くのでしょう。

さて、夜はサントリーホールのコンサートです。

友人の所属する横浜管弦楽団のコンサートは仕事の忙しい土曜日で、行けないし
これから聴きに行けるコンサートのチケットも1枚もなく淋しく思っていました。
月に1度はコンサートに、、というのが理想ですがなかなかそうはゆかないものですね。
そんなときに、e+から次のようなメールが入りました。

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 急遽決定!「マルタ・アルゲリッチ 室内楽の夕べ」特別公演開催。
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公演詳細・お申込みは下記のURLからどうぞ
http://click.eplus.co.jp/?5_114892_62344_1

情熱的天才ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが、堀米ゆず子(vn)、
リダ・チェン(va)、山崎伸子(vc)と共演する「マルタ・アルゲリッチ 室内楽の
夕べ」特別公演(1/30 19:00 サントリーホール)が急遽決定いたしました。

予定曲目は、 ハイドン:ピアノ三重奏曲第25(39)番ト長調Hob.XV-25、シューマン:
ピアノ四重奏曲変ホ長調op.47、メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調
op.49 。これは、なにをおいても聴いておきたいプログラム!

公演が1/30(日)と直近のため、今回は先着順発売オンリー、そして特別に配送手数料
も無料とさせていただきます。(1/27(木)以降にご購入の方は、チケットは当日会場
にてお渡しとなります)
情熱・個性・技術すべてにおいて圧倒的な魅力を放つアルゲリッチの、室内楽に
おける妙味を存分にお楽しみいただければ幸いです。
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早速ばたばたと申し込みチケットを獲得して、今日が当日です。
コンサートの開始までに時間があまり、どうやってつぶそうかと考えていたら、半分の人がつきあってくれてゾロゾロとあのビル風の吹きすさぶ中を六本木ヒルズまで歩いたのでした。まあ寒かったのなんのって風がなかったら良かったのですが、後で聴きましたら、タクシーに乗ってもワンメーターでは行かない距離だったそうですが,おしゃべりの余念なく歩いてしまいました。

すっかり冷え込んでしまいましたが、でも毛利庭園を見たいという人につきあってビル風の中をひとまわり、、。
それから、あちこちブラブラ歩き、バーゲンの品を買った人もいてウインドウショッピングをしておばさんに合うものはほとんどないことがわかりました。
最後にソフトクリームを食べて散会しました。

さて待ちに待ったアルゲリッチです。彼女はずいぶん前に誰かのNHK交響楽団との協奏曲を聴いたことがあります。
サントリーホールでは、座席は、前から10列36でした。この席はなんと斜め前の男性の頭と私の目とアルゲリッチの顔が一直線、山崎さんは全く見えず、、、全員を見るには頭をずうっと左に傾けなければなりませんでした。

アルゲリッチは白地に黒の大柄な花もよう?のプリントのスカートに黒地に白、グレーの線がきのラメ入りのオーバーブラウス、堀込サンは黒のタイトのロングのスカートに白黒の横縞のブラウス、その上に長袖の袖や裾がひらひらするローンのジャケット、山崎サンはオーソドックスな裾の広がった黒のドレスでした。
シューマンにだけ出演したヴィオラのリダ チャンは、高校生が着るような綿のように見える白いブラウスに柔らかなスカートはサイドが上にまくれているように見えるこのごろ若い人が切るスカートでした。彼女は、本当に背の高いアルゲリッチの長女でした。

 はじめのハイドンのAndanteの出だしの魅力的なこと、、ピアノがこんなにふわふわ綿菓子のように柔らかくピアニシモで弾けるものなのでしょうか。バイオリンはとても良く響いていましたが、チェロはなんかよく聞こえないような気がしたのはわたしだけなのかもしれません。ハイドンのピアノトリオへの認識が変わったようなつまりずいぶんとかわいらしく綺麗でモーツアルトに似ているように思いました。

ピアノの練習に妹がひいていたような気もしますが、記憶違いかもしれません。この3人の演奏の醸し出す雰囲気がとても素敵でした。
2番目のシューマンはヴィオラが加わって、始まりました。これも静かな綺麗なソスエヌートで始まり最後の楽章のビバーチェ、途中の堀込さんと山崎さんのそれぞれのソロは抜群でした。
このCDを買おうと休憩にロビーにでましたが、黒山の人だかりで止めました。ネットでさがしましょう。

休憩の後のメンデルスゾーンはなんて素敵な演奏、なんて素敵な曲なのでしょう。
山崎さんの素敵な音色、堀込さんのリードするバイオリン、アルゲリッチの二人に
しっかりと気使って、それでいて自分の出番の素晴らしいこと。この組み合わせのトリオはもう聴けないかもしれません。でも、またチャンスがあれば聴きましょう。

プログラムを買いましたら、堀込さん、山崎さんの履歴などは紙にプリントされてはさみこんでありました。このコンサートは、アルゲリッチの日本ツアーの初日がメンバーの誰か解りませんが急病で中止になったために急遽加えられたもののようです。

プログラムはこのツアーの曲と全くおなじ。Vn,とCelloの奏者が代わったのでした。
このプログラムも500円でやすいのですが、アルゲリッチについてとても詳しくいろいろな関係者のエッセイがのっていて、とても良い物だと思いました。
どの曲も、素晴らしくてまだ頭の中で鳴り響いています。のびのびとたのしげに、人気のほどから言ってもカリスマ性もそなえた3人。ピアノのフワフワと鳴り響くピアニシモ、バイオリンはこっくりとした、音色にはなやかな歌、チェロは歌えば甘く、低音ではしっかりと支えてピアノ バイオリンが冴え渡り、久しぶりでいい音楽を聴きました。アンコールは2回、聞いたことのある曲でピアノが主に動く曲でしたが、題名はわかりませんでした。室内楽は本当に素敵です。
たった一週間でチケットを売って、アルゲリッチと大ホールを満席にすることの出来る室内楽奏者は日本人ではこの二人だろうなと思いました。曲が終わるたびのアンコール、アンコール、タイミングの良いブラボーとかける女性の声、会場のライトが明るくなって無理矢理止めさせられたアンコールの拍手の嵐、、満足して帰った久しぶりのコンサートでした。

昨年も出かけた、小淵沢のリゾナーレ音楽祭でおなじみの山崎さんは、演奏の間、微笑んだり、ふっくらとわらったり、隣のリーダをのぞき込んだりマーサの方を見て合図を送ったり、堀込さんのソロのときの伴奏の優雅な乗り?もとても良かったです。

リゾナーレは芸大の関係者ばかりだから、表情が硬くなるのかしら??なんて思うのはうがちすぎでしょうか。ちなみに彼女は芸大の助教授です。
これからしばらくはこのコンサートの余韻がたのしめます。


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yoichi

忙中閑ありで・・行動派ですね!!感心しました。ギニアへ行ったと思ったのは私の勘違いのようでした。
先日中学校の同窓会が群馬の温泉でありました、28名の内男は9名でした。やはり男は年とともに劣化が早いようでキンさん、ギンさんのような訳に行かないようです。
yumiさんのブログを読んでt大変刺激を受けました・・その直後にNHKの海外放送でブログを取り上げていましたのを見て益々興味を持ちました。帰国後早速私も仲間入りしましたよ、今後もよろしくお願いします。
by yoichi (2005-02-01 19:49) 

ytakahahsi

ほんとうにこの日は、楽しかったです。

blog拝見しました。さすがに素晴らしいですね。
毎日アクセスさせていただきます。そんなテレビ番組があったのですか。
見てみたかったですね。
万年超初心者のわたしは、毎日の更新はとても無理ですが、このソネットにも不満があって、自分に気に入るようにいつかしたいなあと思っています。
by ytakahahsi (2005-02-04 12:33) 

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