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2009-09-02 「半島ふたたび」「チェロを生きる」 [よしなしごと]

8月に気管支炎を患い、2週間程、時間があれば横になっていました。そのときに読んだ書物を2冊ご紹介いたします。

蓮池 馨著「半島へ ふたたび」 北朝鮮拉致関連の書物は今まで読んだことはありませんでした。テレビ、新聞等で知るのみでした。北朝鮮に拉致された、、、との話題やニュースにかかわる度に恐怖が背中を走りからだが固くなるのが常でした。仕事がらみで中国東北の都市長春に行く度に、北朝鮮がこんなふうでなかったら新潟から飛行機で長春はすぐなのにといつも残念に思っておりました。長春の人たちは、朝鮮の人たちが好きではないらしいということが折々の言動でさっしられました。日本人の中にも韓国人、朝鮮人、中国人は嫌いだとはっきりという人もかなりいます。
前半はソウルを訪れた蓮池さんの日記、後半は拉致が解かれてからのいろいろな想いをつづったものです。
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現代のソウルで出会った人々、食べもの、歴史的な建造物、今の蓮池さんのメインのおしごとである翻訳家としての目を通してえた大切な友人達、ソウルの文化についての感想、北朝鮮との比較、後半の日本での新しい暮らしの中で感じたことが率直に述べられているところもとても面白く、考えさせられ、あっという間に読んでしまいました。 そして、これが、第8回新潮ドキュメント賞を受賞(8月27日)したことを知って、とても嬉しくなりました。テレビでのインタビューを見て、親戚の者が、話しているかのような親しみを持ちました。これがファン心理というものでしょうか。

堤 剛 著    「チェロを生きる」
娘がブックオフから購入してきてくれたものである。
彼の演奏は20年前頃に聴いた。力強いその響きにまず圧倒された。
子供のころ、弟がチェロを先生に家に来てレッスンをしてもらっていた。
わたしも弟がいないときにいじってみたが、手が小さいのか指が短いのか音程がとれなかったことを覚えている。
弟は釣りが子供のときから大好きで、とうとう、チェロは、数ヶ月でやめた。今は、そのチェロは
義理の弟が弾いていて、遊びに行くといつもグランドピアノの下においてある。
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