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歯科医師過剰でよかったこと [歯科医の仕事]

歯科医師過剰のこの時代。

矯正歯科専門医として嬉しいこと、今から30年ほど前、父の診療所の離れの
小さな診療室で専門開業医問としての仕事をはじめていた。子育てをしながら
水曜日と土曜日に診察をして、木曜日は大学病院の非常勤医をしていた。月曜日は午後から
診療室で、模型を作ったり、レントゲンの現像、トレース、分析、技工、資料の整理などを
全部していた。それは患者さんが少ないからできたことだけれど、、。
仕事としては分業よりは楽しかった。
その頃は矯正治療と言うこと自体を知らない人がたくさんいた。
そんな中で、矯正治療のみを細々と続けることは経済的にも精神的にも悩み多い時代ではあった。

それに加えて、今よりはまだ歯科医師は少なく、一般歯科医院はかなり混んでいて、矯正治療開始前、治療中の患者さんの齲蝕を治療を依頼してもなかなかしてもらえなかった。
歯科医師には、「齲蝕治療はをどうしてやらないの?あんたは歯医者ではないの?」と言われることもあった。専門医という概念すら理解されておらなかった。

それに引き換え、現在は、齲蝕等の治療依頼は快く受け入れられ、矯正治療との兼ね合いの便宜もはかっていただけて、スムースにゆく。
これは歯科医師が増加したおかげだ。誠に嬉しい。

コンビニよりも、美容院よりも多いという歯科医院、競争も激しいが、
このようなメリットがあるようになったのだ。

学生時代から、矯正歯科専門医をめざしていても、まだ、法律が整備されないため、2年前にかなり難しい試験に合格はしてもいまだに、まだまだ法律上は、専門開業医にはなれていないけれども。




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