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女性歯科医会(31/Jan./08) [歯科医の仕事]

神奈川県歯科医師会女性歯科医会の講習会に参加した。
午前中にもはずせない所要ができて今週は事務所にはゆけなかった。

「抗菌剤を考える」というテーマで講演があった。
このテーマはもともと矯正歯科では投薬はほとんどしないので
あまり興味がなかったが、あまりにも長い事この分野のからははなれているので
勉強してもいいかなと思ってでかけた。

この委員長であるS先生はサパを応援してくださり、いろんな形で支援を
してくださるので、新年でありますし、ご挨拶をという気持ちもあった。
しかし、この点のご挨拶は、すっかりわすれてしまった。すみません。

女性歯科医師の数は増加している。私が学生の時には全国に7校歯科系の大学があったが、
今は36校、私の時には女子は10%足らず、現在は50%.。
聞くところによるとしか開業医の増加を抑えるために開業医にはならないであろう女子を少し多めに
入学させたそうだが、そうは問屋がおろさなかった。女子もどんどん開業している。

ヨーロッパでは歯科医のほとんどは女性。女性に向いている職種であると思う。

しかし、神奈川県という文化発祥の地でも働く女性の環境はよくなっていない。
今回の参加者も会員数から見ると少ない。
いつもよりは多いとかとはきいたが。
考えて見れば、木曜日は休診日としている先生が多い。
自分の時間が取れる唯一の日、遣り残しの家事をすませ、いつもは見ない
昼のテレビみたり、ゆっくりと読みたい本も読める唯一の数時間。
学校から帰宅した子供たちともゆっくり遊べる、、、
そんな理由でなかなか終日の4時からの講習会に出席するのは難しい。

私の隣の席にお座りの70歳代の先生はお子さんを4人育て上げ、今は脳梗塞で
体の不自由なご主人の介護をしながら仕事に生きがいを持っていらっしゃる。
この方のお母様も歯科医師で95歳でなくなられたそうですが90歳まで仕事をしていらしたという。
それは元気で朗らかで生き生きとしていらした。

しかし、やはり、女が仕事をするのはやはり大変。
昨日のように夜の会合も当然ある。委員の皆さんは一人一人に電話をしてさそって
これだけに人数を集めたらしい。

女性も仕事に生きがいを持ち、子供を育てるたのしみも味わい、家族を暖かな愛に包みながら
心身にゆとりのある生活を送ることのできる世の中が日本にも来てほしいものである。


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