前歯が折れました！！

木曜日の夜９時半頃、事務所からロマンスカーで秦野まで帰りました。駅前で、バスに乗ったとたんに携帯がなりだしました。
中国中医学の教授で日本と中国を半々で暮らしているES先生からです。「今はまだ外ですか」「はい，バスの中ですのでおりましたらこちらからお電話致します。」と答えました。家に帰って、夕食を急いで食べて電話しました。　おなかが減って、へって、、。
「私は、さっき、歯が折れました。」急いで彼の歯を思い出しました。私と同年齢の彼は歯周病はあるが、歯はみな揃っていることを思い出しました。

「そんな固い物ではない，鶏肉を咬んだのです。そしたら折れました。何度も先生に電話しました。ショックです。S先生にも電話しました。（奥さんが歯科医です。）」「日本にいらっしゃるの？」「いえ、奥さんは、中国に帰っていました。」「S先生はなんといったんですか。」「彼は大丈夫、大丈夫ばかりいいます。」S先生は、ES先生の教え子で、漢方医です。
袁 先生は日本のテレビにもよくでますし、新聞にもでる日本語の達者な長春の中医学院の教授です。２週間ほど前の朝日新聞にも漢方治療のコメントを顔写真入りでのっていました。
「来週、講演会があるから、歯はなおるでしょうか。」
彼は、先週から，金曜に歯をなおすため夫の方の治療を予約しております。これは１１月頃に痛い痛いと飛んで来た歯周病の急性発作を、継続して治療を続けることが多忙のため出来なくてそのままになって、また痛くなったからです。このようなことは、別の歯随炎も痛みが取れたらそのままになり、長引く治療に、治療をする方もいささかうんざりだったようですから、この先生はどうも痛みがとれると通院しなくなるタイプの方のよです。
金曜日に午後１番の予約に、私もちょっと夫の待ち合い室へ行って見ましたら，元気がなさそうに心なしかやせたような感じで椅子に座っていらっしゃいました。
彼の歯は生活歯でした。歯頸部から歯冠部よりの部分が斜めにそれはきちんと割れているのでした。歯随の治療でこの日はおしまいで、彼は、がっかりしていました。つまり今日新しい歯が入るのではと思っておりましたから、、。

私の知っている中国の人達は、皆、かなりの年齢の方も、しっかりとした、綺麗な歯を持ち、義歯を入れている人はしりません。あの色とりどりの中国料理は、栄養たっぷりだからなのでしょうか。